今回は、少しずつ
「株式投資の基礎を学ぼう」
と言うことで、様々な用語について解説していこうと思います。
単純に株の売り買いだけでは、利益を得ることはできません。
収益を上げるテクニックとして、専門用語や手法について知っておくことは重要!
しかし、結構横文字や英語の略称が多くて
「もうわからん」
となっている人もいると思うので、できる限りわかりやすく説明していこうと思います。
(自分自身、知識のおさらいも含めて書いてます!)
しっかりと基礎知識・専門用語をおぼえてしっかり投資で利益を得ていきましょう!
今回はよく聞く「PER」についての解説です。
目次
まずPERとはどういう意味なのか?
PERとは「price earnings ratio」の略で、日本語で表すと、「株価収益率」という意味です。
これだけでは全然わからないと思いますが簡単に言うと…
1株あたりの利益が何倍まで買われているか?と言う意味で、この数値を見ることで…
この株が割安か割高なのか?
を表す指標になる数値を表しています。
この数値が低ければ低いほど、その株は現在「割安」ということになるのです。
PERの計算方法はカンタンで、
PER=現在の株価÷1株あたりの利益
で計算し表すことができます。
1株あたりの利益は、銘柄情報の「四季報」欄の1株益に書いてある価格のことです。
※計算方法の例
例えば、A社とB社があって、それぞれ
会社 | 株価 | 1株あたりの利益 |
A社 | 300円 | 20円 |
B社 | 500円 | 50円 |
だったとすると、
A社:300÷20=15倍
B社:500÷50=10倍
となり、倍率の高いA社は株価に対して割高、低いB社は割安
ということがわかるのです。
このため、株価自体は、B社のほうが株単価は高いですが、利益で考えると、B社のほうがお買い得ということがわかるのです。
ここまでの説明で、PERが低いほど、お買い得な株ということがわかったかと思います。
更にその銘柄の「予想PER」を確認することで、成長株か判断することも重要です。
(割安で買っても、株価が下がって含み損になってしまっては意味ないですからね。)
予想PERとは、将来の業績予想から割り出したPER数値のことで、計算方法は
予想PER=株価÷1株あたりの当期純利益予想額
で表すことができます。
1株あたりの当期純利益予想は…
当期純利益予想÷発行株式数
で計算すると出せます。(ちなみにこれをEPSといいます)
※自分で計算しなくても、証券会社のアプリや各株価の業績予測ページで計算された予想PERが表記されていると思います。
この数値が、現在のPERより小さくなっているのであれば、将来業績がアップする可能性の高い企業という参考数値となりますので、株を購入するときの注意として、
「この株はいま割安だけど、将来的に成長企業で株価が上がるか?」
の基準にするとよいかと思います。
いかがだったでしょうか?
今までわからなかった方には、用語についての理解、すでにわかっている方にとってもおさらいになったかと思います。
重要ポイントおさらい
①PERとは、現在の株価÷1株あたりの利益の倍率
②倍率が低いほど割安で買える
③予想PERも確認して、この先成長する起業か見極める。
株購入の基準として、必要な知識になりますので、ぜひおぼえてください。
また、これを機に株式投資を始めようと思った方は、下に証券会社の口座開設リンクを張っておきますので、興味を持ったからは始めてみてください!
今回のお話の参考文献
マンガでわかりやすく解説してくれるので、初心者や現在投資を始めている方にもおすすめです!
(私もこれを読んで本格的に株式投資をスタートしました!)
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今回はここまで!
今後もぼちぼち株式投資の基礎について、書いていこうと思いますので、よろしくおねがいします!
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