【点検出したばかりなのに…】CBR250R故障しました。

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DIY

今回はタイトルの通り、久々にCBR250Rで軽くフォトツーリングに行ったら走行中に故障し、急遽バイク屋さんに修理してもらったので、その内容についてお話していこうと思います。

昨年12月末にディーラーにて2年定期点検したばかりなのにまさかの故障…

実際どこが故障していたのか、詳しく解説と、ついでに各部のメンテナンスを行ったので紹介していこうと思います。

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1,今回の故障場所と原因

早速今回の故障の現象と原因についてお話していきます。

経緯としては、フォトツーリングで埼玉県内を50キロ前後ふらっと走った帰り道。
①突然シフトダウンしてもギアが入らない現象が発生。
②何回か強めに蹴るとギアが入ったので、なんとか自宅までエンストしないように自走で帰宅。
③クラッチワイヤーの調整不備を疑い、調整して
る、ワイヤーに異常は無し。
④今度は2速以上に上がらなくなってしまう。
⑤シフトペダルを動かすと、異常に固くて動きが鈍い状態に…

といった経緯です。
最初はクラッチが死んだかと思いましたが、どうもペダルの動きが怪しい…
これだけでは原因が不明なので、以前オイル漏れを直してもらった近所のバイク屋さんへ連絡し、持っていくことにしました。(2速縛りでなんとか自走…)

実際診断してもらったところ、やはりシフトペダルの動きに異常があるようなので取り外してみることに…

取り外しを試みると異常に固く固着。
外してみると…
①本来グリスアップされているはずが、ほとんど付いていない。
②稼働する部分にネジロック剤らしきものが付着している。

ということが発覚。
それは固着していたらシフトの動きがおかしくなるわけです。
原因がわかったところでグリスアップし、しっかりと稼働することが確認で来たので無事解決。

とりあえず軽微な不良で直ったから良かったですが、
・12月末にディーラー2年点検に出して間もない(3月半ばなので約2ヶ月ちょっと)
・冬眠期間があったので殆ど乗っておらずグリスが切れるとも思えない
・ディーラー点検後に症状が発生した。

以上の点から推測されるのは2パターン
①もともと購入時からのグリス切れ&つけ過ぎだったロック剤が経年劣化で固着した。
②ディーラー整備時にグリス塗布忘れ+ネジロック剤を付けすぎた。

このどちらかになるかなと推測されます。

定期点検で見ているのであれば気づくはず又は作業ミスになるので点検時の不備とも言えるのですがどうなんでしょうか?
どちらにせよ点検不備になるので、ちょっと正規ディーラーでも安心して作業をお願いできなくなってしまいました。

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2,翌日チェーン調整したら、こちらも整備不足が…

無事にシフトペダルの異常は解決しましたが、バイク屋さんにもう一つ指摘されたことがあり、
「チェーンがちょっとたるみすぎている」とのこと。
たしかに今まで自分でチェーン調整してなかったし、点検出したばかりだったので大丈夫かと思っていましたが、どうやらこちらも定期点検で確認されていない可能性が…

バイク屋さんでお願いすると工費がかさんでしまうし、これくらいなら自分でできるので、翌日ガレージで調整。

CBR250Rのたわみ量は20mm~30mmの間が既定値なので、測定したところ…
ほぼ規定値ギリギリの30mmほどたわんでいました。

つまりこちらも定期点検では調整していなかったようです。
下限値ギリギリなので一応既定値内だから触らなかったのか、それとも点検しないのか定かではありませんが、少なくとも1年、2年定期のスパンなら最適値に調整しておくべきなんじゃないのかな…

文句を言っても解決はしないので、とにかく調整していきます。
トルクレンチが無いので、予め同じトルクで締めたかわかるようにマーキングしておきます。

右側
左側

リアスタンドに乗せて、リアホイールの軸(アクスル)をレンチで緩めてフリー状態にします

両側のスイングアーム後ろにある調整ナット(ダブルナット)を緩めて、ゲージを見ながら左右均等になるよう少しずつ調整し、チェーンの張りを確認。

たわみ確認下
たわみ確認上

上げ状態20mm-下げ状態40mm=20mmなので既定最小値です。
(※写真の状態から後でもう少し微調整しました。)
後は先程のアクスルボルトをマーキングした位置まで戻してチェーン調整は完了です。

ついでにスプロケットカバーを外してドライブ側のスプロケット部を確認してみました。
カバーを外してみると、悲惨な状態が…

ドリブン側にヘドロが堆積
カバーにもかなり堆積していました。

内部にかなりヘドロ化したチェーンオイルとホコリが溜まっていました…
これは完全に点検整備では見ていないですね…
やはり動作に直接異常が確認されないところは定期点検では見ないようです。

かなりこびりついていたので、パーツクリーナーとマイナスドライバー傷つけないようにこじりながら清掃。

清掃後、だいぶきれいになりました。
カバーもきれいになりました。

だいぶきれいになったので良しとしましょう。
スプロケットカバーの金属部を固定している樹脂ピンが1箇所折れてましたが、取り付ければボルトで固定されているので良しとします。
油もちょっと落ちてしまったので、しっかりチェーンも注油しておきました。

とりあえずこれで、懸念していた駆動部関係のメンテナンスが完了。
軽く走ってみて異常もなかったので、とりあえずは大丈夫そうです。

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3,定期点検を信用しすぎるな、できるところは自分で日常点検しよう

ということで今回は、定期点検後に起きたシフトペダル異常とチェーン調整&ドリブンスプロケット清掃を行いました。

正規ディーラーの2年定期点検でしっかり整備してもらえてたと思いましたが、んなことはなかったですね。
むしろ見ていないか、ヒューマンエラー・作業ミスでむしろ以上が発生していた可能性もあります。

正直走行中にシフトペダルが入らなくなり焦ったしかなり危険なので、こういったことは二度と無いようにして欲しいですね。
私の場合はある程度自分でメンテできるし、幸いにも近所に詳しいバイク屋さんがあったので助かりましたが、整備は基本ディーラーや購入店におまかせしている方多いと思いますので、注意が必要です。

とは言え、日常的に自分でも見て置かなかったというのもあるので、今後はこまめに自分でもできるところは点検していこうと思います。

幸いにも各車種ごとの純正パーツリストやサービスマニュアルはwebikeさんで確認・購入ができるので活用させてもらおうと思います。

バイクというそもそも不安定な乗り物かつ行動を走行するものですので、みなさんも正規ディーラーや大手だからといって大丈夫と思って安心せず、必ず自分でも確認するようにしましょう。

今回の内容はここまでになります。

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それではまた!

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