3月中旬~4月初旬はモーターサイクルショーが各地(大阪。東京・名古屋)で開催される季節。
今回はその中でも一番最初3/17~3/19まで開催される大阪モーターサイクルショーで初公開されたカワサキの400cc「エリミネーター」の復活について少しお話していこうと思います。
1,カワサキ エリミメーターとは
今回復活となるエリミネーター400
もともとは1985年~1995年までに販売されていた、カワサキの400ccアメリカンクルーザーモデル。
分類的には正確に言うと直線レースであるドラッグレース(ドラッガー)をコンセプトに開発されました。
ちなみにエリミネーターの意味は(排除するもの)だそうです。
エンジンはGPZ400Rに搭載されているエンジンを流用した「ZL400AE型」
直列2気筒水冷4ストロークDOHCエンジン
排気量:398cc
最高出力:53PS/12000rpm
最大トルク:3.4kg・f/10000rpm
車体重量:212kg
いかにも「直線番長」といったようなアメリカンなスタイルで一定層の人気がありました。
そんなエリミネーターが今年2023年新たな形で復活しました。
2,新型エリミネーターのスペック
そして今回公開された新型エリミネーターはこちら
従来のエリミネーターらしいスタイルを維持しつつ、最新装備満載での復活となりました。
★主なスペック
・エンジンはNinja400・Z400と同型エンジンを搭載
・直列2気筒水冷4ストロークDOHCエンジン
・最高出力:48PS/10000rpm
・最大トルク:3.8kgf・m/8000rpm
・車体重量:176kg
スペックだけ見ると、旧モデルより車体が軽くなり、エンジンも若干低回転で最大トルクを発生する扱いやすいものに生まれ変わったようです。
最近のバイクらしく、アシスト&スリッパークラッチ搭載で操作もラクラク。
更に上位モデルとなる「エリミネーターSE」にはETC2.0とGPS対応のドライブレコーダーを標準装備となり、豪華装備で販売されることになるようです。
ここ最近のカワサキは前回紹介したZX-4Rなど日本国内では希少となった400ccモデルにも力を入れてくれていて嬉しい限りですね。
気になる価格は
・標準モデル:75万9000円
・SE:85万8000円
となる予定です。
3,ライバルはホンダのレブル250/レブル500?
普通自動二輪免許(中型免許)で乗れる希少なアメリカンクルーザーモデルとなるエリミネーター
実質的なライバルとなる車両は現行モデルだとホンダのレブルシリーズが有力。
・ワンランク下のレブル250
・100ccアップで大型免許が必要となるレブル500
どちらもコンセプト的には近いですし、250に関してはクラスで最も売れた人気バイク。
エリミネーター参入で、
・レブル250もいいけどパワーに余裕のある400ccのエリミネーター
・中型免許しか持っていないで、レブル500ではなくエリミネーター
といった選択をする方も出てくるのではないかなと考えられます。
400ccクラスとしては現行唯一のクルーザーモデルとなるので、これは売れる予感がしますね!
今回の内容でちょっと気になった方はぜひ各地で開催されるモーターサイクルショーか店舗に展示されるようになったらぜひ現車を確認しに行ってみてください。
私も東京モーターサイクルショーに行く予定なので、実写を確認してみようと思います!
ということで今回の内容はここまでになります。
内容が良かったなと思った方は、今後も色々と車・バイク、ツーリング・ドライブスポット情報など発信していきますので、ブログの観覧・Twitter・Instagram・You Tubeの登録を是非お願い致します。
それではまた!
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