コツコツビーノのレストア作業報告、今回は第4回目。
車体のクリーニング作業まで終わりましたので、今回はタイヤ交換・ホイール、マフラーの補修作業を進めていきます。
前回までの内容はこちら
ホイールの取り外しと再塗装
①ホイール取り外し作業
まずはタイヤ交換作業の下準備。
前後のタイヤ交換のために、ホイールを取り外していきます。
前輪はシャフト一本で止まっているだけなので14mmのラチェットとレンチで回せば簡単にとれます。
後輪はマフラーを取り外すと見える22mmのナットで止めってるので、メガネレンチを使って外します。
締め付けトルクがかなり硬いので、あんまりいい方法ではないですが、レンチを蹴った衝撃でパワープレイで外します。
②取り外したタイヤ状態チェックと再塗装
取り外した状態のホイールがこちら
タイヤはひび割れだらけ
ホイールもサビが多く、リムも結構歪んでいるので、ハンマーである程度リム修正とサビ落としして、シルバーのスプレーで塗装補修しました。
古いタイヤは廃棄するので、駆動部のみマスキングして、タイヤが着いたまま塗装しました。
リムも塗装前にハンマーで補修したので多少は歪みがましになったかと思います。
③新品タイヤに交換
後日、発注しておいた新品タイヤが届いたので、組付け作業。
今回はAmazonで台湾製の格安タイヤを選択しました。
バイクパーツセンター(Bike Parts Center) バイクタイヤ スクーター用 80/90-10 T/L (台湾製タイヤ)
原付きですし、そんなにスピード出すものでもないので、安タイヤでも大丈夫かなと思います。
意外と作りもしっかりしてますしね。
(そもそもまだナンバーがないので公道走れません…)
組付けに必要なタイヤレバーや空気を入れるためのコンプレッサーは自宅にないので、実家に行って組付け作業してきました。
新品タイヤとホイール再塗装でだいぶ綺麗になりました!
④タイヤを車体へ戻します。
組み付け終わったタイヤ・ホイールを車体に戻していきます。
取り外しと逆の手順で前後タイヤを戻します。
前輪の取り付けはブレーキディスクカバーにフロントフォーク位置決めの切り欠き部があるので、フォークの出っ張りに合わせてシャフトを通し締め付けます。
締め付けトルクはおおよそですが元のトルクくらいで手締めしました。
後輪は取り外しと同様に軸にはめてナットをトルクレンチで締めるだけです。
(付け外し時はブレーキを掛けてないと回転して締められないので注意。)
締め付けトルクは車のホイールと同じ103N・mで締め付けておきました。
これでタイヤ交換作業は完了です。
マフラーの再塗装
続いてはマフラーの補修。
すでに後輪タイヤを取り外すために先に外してしまっていますが、側面のボルト2本とエンジン下のエキゾースト部に2本のボルトがあるので、それを外すだけで取り外せます。
取り外したマフラーの状態を見るとかなりサビがひどい状態。
まずはヤスリとワイヤーブラシでサビを可能な限り落とします。
サビ落としと再塗装のため、内側に3本のボルトで止まっている遮熱板を外そうとしたところ、2箇所のステーが固着でねじ切れてしまいました…
なんとか1本で固定できそうなので、とりあえず今回はそのまま使用します。
アクシデントは有りましたが、予定通り耐熱塗料で再塗装。
耐熱塗料は塗装後焼入れが必要なので、塗装完了後、ガスバーナーで炙っておきました。
十分炙ったら塗装作業は完了です。
塗装が完了したら、遮熱板を取り付け、車体に戻してきます。
遮熱板はなんとかボルト1本固定でもしっかり固定できそうなので一安心。
予算に余裕ができたら新品マフラー購入も検討しようと思います。
元々着いていたマフラーカバーについては、樹脂が割れて修正不可能だったので、ヤクオクで程度の良いものを見つけて落札しました。
到着次第取り付けていこうと思います。
とりあえずここまでで、車体側のレストア作業は完了。
残りはカウルの再塗装と戻し作業のみとなりました!
レストア作業も佳境、次はカウル類の再塗装作業です。
タイヤ交換・ホイール・マフラーの再塗装も完了し、レストア作業も佳境を迎えました。
残りは一番見た目に影響する部分、カウル塗装作業に入っていきます。
塗装するカラーについては、もうイメージが着いていますので、必要な塗料と材料を購入して準備だ出来次第作業を開始していこうと思います。
後一息で完成ですので、残りも気を抜かずに作業頑張っていきたいと思います。
ということで今回の内容はここまでになります。
内容が良かったなと思った方は、今後も色々と車・バイク、ツーリング・ドライブスポット情報など発信していきますので、ブログの観覧・Twitter(現X)・Instagram・You Tubeの登録を是非お願い致します。
それではまた!
広告
コメント