こんにちは
今回は、キャンプやアウトドアブームにより最近人気になっているバイクジャンル
アドベンチャーバイクについて、中型免許でも乗れる車種に絞って紹介していこうかなと思います。
アドベンチャーバイクというと、大型クラスが多いイメージが強いですが、しっかり250cc~400ccの中型免許で乗れるバイクも数車種ありますので、気になっている方の参考になれば幸いです。
1,そもそもアドベンチャーバイクとは?
まずはアドベンチャーバイクのジャンルとしての定義です。
イメージとしては、オフロード走行性能をフラットダート向けくらいのある程度確保しつつ、長距離走行性能、快適性、積載性を備えたバイクジャンルのことです。
オフロード車ほどではないですが、地上高が高く不整地道もある程度走れて、シート幅も広いので、オフロード車のような細いシートと違い長距離走行も快適。
大型のスクリーン搭載の車種も多いので、防風性能も確保されており、高速走行も快適。
サイドパニアやリアケースも搭載しやすく、積載性も抜群。
まさに旅やキャンプなどのアウトドアにもってこいでいいとこ取りのアドベンチャーバイク。
デザイン・スタイルにクセがあるので、好みが分かれるジャンルではありますが、利便性を考えると、ある意味最強のバイクジャンルになります。
ここ最近人気が高く、ツーリング先に行くとたくさん見かけるようになったのはこのためでしょう。
基本的に社格が大柄なため、401cc以上の大型バイククラスに多い車種ですが、しっかり250cc~400ccにもアドベンチャーバイクは存在するので、次の章から紹介していこうと思います。
2,250cc~400ccアドベンチャーバイク紹介(国内正規販売)
それでは早速中型クラスのアドベンチャーバイクを紹介していきましょう。
国内メーカーで正規販売しているのは、2022年5月現在3車種のみ
残りは日本メーカーの中国・インドなど海外法人販売のインポートバイク
まずは国内正規メーカー販売車種から紹介。
ホンダ 400X
まずはホンダの400X
中型アドベンチャーバイクの中で、現在唯一400ccで販売されているバイク。
エンジンはCBR400Rと同じ2気筒エンジンを搭載し、
最高出力は34[46]/9,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは38[3.9]/7,500(N・m[kgf・m]/rpm)
とパワーも余裕のある設計。
2018年モデルまではフレームもCBR400Rと共通で前輪ホイールも17インチでしたが、2019年モデルよりモデルチェンジし、専用フレーム設計・前輪19インチ化・スクリーン大型化により更に快適性が増しました。
大型ほどパワーはいらないけど余裕のあるバイクに乗りたい方にはおすすめの車種になると思います。
燃費はWMTCモードで27.9km/Lと400ccとしてはそこそこの燃費。
車体も大きめでシート高800mmなのでちょっと高いですが、走行快適性は抜群なのでおすすめです。
スズキ Vストローム250
続いては250ccクラス人気のVストローム250
エンジンは水冷2気筒SOHC
最高出力は18[24]/8,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは22[2.2]/6,500(N・m[kgf・m]/rpm)
250ccクラスとしてはそこそこのパワーで必要十分。
シート高は800mmと400Xと同じです。
丸型1つ目ライトでクチバシが飛び出たような独特のスタイルが特徴的。
ユーティリティーとして、リアキャリアと12Vシガー電源、ナックルカバーが標準装備されているので、かなり豪華。
自分で後付けする必要がない分コストが抑えられて利便性が高いのが魅力。
燃費もWMTCモードで32.0km/Lとかなり燃費も良いです。
アドベンチャーバイクのエントリーモデルとしておすすめできるバイクです。
カワサキ VERSYS-X 250 TOURER(ヴェルシス-X 250 ツアラー)
国内メーカー最後の一台はカワサキのVERSYS-X 250 TOURER
エンジンは並列水冷2気筒DOHC
最高出力は24[33]/11,500(kW[PS]/rpm)
最大トルクは21[2.1]/10,000(N・m[kgf・m]/rpm)
こちらもVストロームと同じく250ccですがこちらはエンジンがDOHCで高回転型。
ぶん回すのが好きならこちらのほうがおすすめ。
シート高は815mmとかなり高めなので、高身長の方向けです。
燃費性能はWMTCモードで24.8km/Lと高回転なので、250ccにしてはちょっと燃費が悪いほうです。
あまり乗っている人を見たことがないマイナー車種ではありますが、カワサキ好きな方はこちらも選択肢に入るかと思います。
国内正規メーカーであれば部品も入手しやすく、整備性も良いので、初心者や整備はお店に任せる人にとってはどれもおすすめできるバイクとなっています。
3,250cc~400ccアドベンチャーバイク紹介(インポートバイク)
続いては日本メーカーで中国・インドの現地法人が生産しているインポートモデルです。
販売代理店としてSOXが大手として販売しており、部品ストックやオリジナルでオプションも販売していたりするので、整備をおまかせできるので安心して購入する事ができると思います。
インポートバイクについては以前の記事でも紹介していますので、こちらもぜひ読んでみてください。
ホンダ CB200X
まずはインドホンダのCB200X
189cc、車重147kgと割と軽量モデルのアドベンチャー
灯火類はLEDとなっておりメーターもデジタル表示。
最高出力は21[28.6]/8,500(kW[PS]/rpm)
最大トルクは16.1[1.64]/10,000(N・m[kgf・m]/rpm)
189ccと小排気量ではありますが、結構馬力もあり十分な性能。
国内モデルで250ccクラスのホンダ車アドベンチャーモデルはラインナップにないので、このクラスで欲しいと思っていた人には丁度いいんではないでしょうか?
CB190X
続いては中国、五羊本田のアドベンチャーモデル「CB190X」(新モデル)
CB200Xと同じくアドベンチャーですが、驚くべき点は標準でついてくる装備の多さ。
・後パニアケース3個
・メーター横にUSBソケット
・ナックルガード、エンジンガード付き
・もちろん灯火類もLEDでメーターもデジタル表示
とオプションで用意しなければいけないものが標準でフル装備
最高出力は11.7[15.9]/8,000(kW[PS]/rpm)
最大トルクは15[1.53]/7,000(N・m[kgf・m]/rpm)
CB200Xと比べるとパワーダウンしますが十分なスペック。
(ちなみに189ccクラスの中国ホンダはすべて同じ設計のエンジンなのでスペックはほぼ同じです。)
キャンプや下道ツアラーとして丁度いいバイクなんじゃないでしょうか?
インポートで生産しているのはホンダのみで、国内正規モデルと比べると小排気量ですが、必要十分な性能でコストも安く済むので、安く乗りたいという方にはおすすめです。
ただし、インポートバイクである以上、部品ストックが無くなると修理に時間がかかるのがデメリットでもあるので、購入の際は十分加味して選択するようにしましょう。
4,利便性・快適性抜群のアドベンチャーバイク選択肢としてはあり
ということで、今回は中型免許で乗れる250cc~400ccクラスのアドベンチャーバイクを紹介してきました。
デザインが独特なので、私も最初は微妙と思ってましたが、利便性・積載性・快適性を兼ね備えた優秀なジャンル。
見た目も慣れるとちょっとかっこよく感じてきますし、長距離ツーリングやアウトドアメインでバイクに乗りたい方にはおすすめのジャンルだと思います。
乗り換えたくなってきた方もいるんじゃないでしょうか?
私もしばらくはまだCBR250Rに乗るつもりですが、次はアドベンチャーバイクもいいなと思っています。
乗換えを検討している方は、下取りよりも中古買取りのほうが高く付く場合もあるので、ぜひ検討してみてください。
今後も気になるバイクジャンルについて、ブログで解説していこうと思います。
ということで今回の内容はここまでになります。
内容が良かったなと思った方は、今後も色々と車・バイク、ツーリング・ドライブスポット情報など発信していきますので、ブログの観覧・Twitter・Instagram・You Tubeの登録を是非お願い致します。
それではまた!
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