今回は予備で使用しているジェットヘルメットでもインカムと撮影用のカメラを取り付けられるようにちょっと改造したので紹介していこうと思います。
バイクを乗っている方なら複数ヘルメットを保有している方も多いと思います。
メインで使っているインカムと撮影用のカメラを予備で使用しているヘルメットでも使用したいと思っている方多いハズ。
私もそうですが、特に中華製インカムを使っている方は、安く済ませたいと思っている方も多いはずです。
今回は、わざわざ予備用にインカムを新たに追加で買わなくても済む方法について紹介していこうと思います。
1,普段使っているインカムを予備のヘルメットでも使えるようにする
今回行っていくのは、メインで使っているフルフェイスヘルメットで使用しているインカム本体を予備で使っているジェットヘルメットでも使用できるようにしていくという方法。
方法としては、
「インカム用のスピーカーとマイクを新たに追加購入して、本体だけ同じものを共有で使用できるようにする。」というもの
なので、マイクとスピーカーの予備を買えば簡単なのですが、ここで問題が…
私の使用しているのは中華製インカム「LX-B4FM」なのですが、現行のモデルでは仕様変更がされていて、マイク・スピーカーの接続方法がUSB-Cタイプに変更されてしまっています。
このため、正規販売されている別売りのマイク・スピーカーも端子がUSB-Cに変更されてしまっていて、使用することができません。
しかも本体以上に別売りのスピーカー・マイクのほうが高いという謎仕様…
私の使用している「LX-B4FM」は旧型タイプで、接続端子が3.5mm4極になっていますので、同じ仕様のインカム用スピーカー・マイクを探さなくてはなりません。
色々と検索してみると、こちらの商品にたどり着きました。
FODSPORTS バイク インカム用 V6 Plusインカム専用イヤホン
こちらの商品、LX-B4FM用ではないのですが、3.5mm4極イヤホンジャック仕様になっており、レビューを見ると、メーカー推奨はされていませんが、LX-B4FMでも使用できるとのこと。
さっそく発注をかけました。
こちらの商品と、インカム本体をヘルメット固定するブラケットも必要なので、こちらも購入。
FODSPORTS バイク インカム用 ベース V6 Plus用
上記の製品は別メーカーの中華製インカムのオプションなのですが、どうやら部品の規格は共通になっているようです。中国製格安製品あるあるですね。
2,予備ヘルメットでも動画撮影でできる装備を購入
インカムを予備のジェットヘルメットに取り付ける方法に目処がついたので、追加でこちらのヘルメットでも動画撮影できるように、カメラ固定用のベースマウントとマイクも購入しておきました。
バッファロー BUFFALO マイクロフォン AUX ミニクリップ ブラック BSHSM03BK
こちらのベースマウントは8個セットで約1000円、ヘルメットに付けるために設計されていて、接着面が曲面になっているのでうまくフィットします。
取り付けに必要な材料も揃いましたので、さっそくジェットヘルメットに装備して行きます。
3,さっそくジェットヘルメットに取り付けてみる
それでは順番にジェットヘルメットに装備していきましょう。
今回取り付けるジェットジェルメットはOGKカブトの「AVAND-Ⅱ」
オージーケーカブト (OGK KABUTO) AVAND-IIパールホワイト
古いヘルメットですが、ほとんど使用していなかったのでかなりきれいな状態でまだまだ使えます。
今回取り付けに必要な道具を集めるとこんな感じです。
まずはヘルメットのインナーを全部取り外して、スピーカー・マイクを取り付けていきます。
古いタイプのヘルメットなので、残念ながらスピーカー用のくぼみはありません…
とはいえ、薄型のスピーカーなので、被っても干渉せず、耳に当たって痛いということはありませんでした。
取り付けはすべて両面テープ付きの専用マジックテープで固定。
スピーカーとマイクを配線し、カメラ用のマイク配線はインカム用マイクのアームにマスキングテープで固定しました。
これでインカムの会話とカメラ用の音声両方を同時に拾うことができます。
ヘルメット内部の配線と取り付けが完了したら、インナーを戻して内部の取り付けは完了。
外側もインカム用の固定ホルダーとカメラ用のベースマウントを付属の両面テープで取り付ければ完成。
正規のインカム用パーツではないので、動作確認をしましたが、しっかり音声が聞こえることを確認できましたので、使用上は問題ないものと思われます。
これでジェットヘルメットでもインカムを使用して、音楽を聴いたり、マスツーリングで会話しながら走行も可能、動画撮影もこちらのヘルメットで行うことができるようになりました!
4,予備ヘルメットも利便性が向上しました。
今回は、予備で使用しているジェットヘルメットでもインカムとカメラ撮影ができるようにセッティングを行いました。
長距離走行の疲労度や安全性、防風性を考えるとやはりフルフェイスのほうが良いですが、短時間の近場をいくだけのツーリングや、メガネのつけ外し、コンタクトへの付替えが面倒なときはジェトヘルメットも使いたいのでかなり利便性が向上しました。
このブログを読んでいただいている読者の中にも、中華製インカムを使用していて、ヘルメットを複数所持している方もいらっしゃると思いますので、今回の内容が参考になれば幸いです。
ということで今回の内容はここまでになります。
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それではまた!
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