こんにちわ!
今回は本日2020/8/4に発表された、オリックスの第1四半期家3発表について話していきたいと思います。
配当目的の長期保有ホルダーの方など、投資家に方なら誰もが注目する人気銘柄。
前回の記事では悲観的な内容を書いていましたが、2021年中間配当については、変わらず減配無し。
純利益についても純利益500億円と、前年同期比▲27.7%減益になったものの、想定の範囲内となったので、一安心となったのではないでしょうか?
そんな決算報告について今後の動向も予想しながら、詳しく見ていきましょう!
1,第1四半期利益
まずは決算報告資料の確認から…
冒頭でもお話したとおり、
第1四半期純利益は約500億円(前年同期比▲27.7%)
1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は40.08円
という結果になっております。
単純に4期分掛けて今年度の通期予想とすると…
40.8×4=163.2円
配当性向は今期に限り50%維持の発表も一応されていますので、中間が35円
期末が前年通り41円、年間配当76円支払われるとすると配当性向は…
(35+41)÷163.2×100(%)≒46.57%
となるので、配当性向50%をぎりぎり超えないので、今期は減配回避となるかな?という感じです。
ホルダーの方はとりあえず一安心かなと思います。
2,セグメント別業績
オリックスは多方面の事業収益がある会社でもあるので、事業が分散されています。
今期からはセグメントをさらに細分化し、6セグメントから10セグメントへ分けられ、ちょっとわかりづらくなっていますが、基本事業は変わりません。
各セグメントごとの利益はこちら
各事業ごとの利益を見てみると、やはりコロナの影響で…
・法人営業、メンテナンスリース
・不動産
・事業投資、コンセッション
・輸送機器
・ORIX USA(米国金融投資)
・アジア、豪州(金融投資)
セグメントが前年同期にに比べると減益になっていますね。
予想通りの減収に収まったものの、今後のコロナの影響がいつまで続くかによっては、今後も悪化の可能性があるかと思います。
決算報告資料の中でも、第3四半期まではコロナ問題が収束するとは考えにくいことと、業績見通しは困難と見解が出されています。
3,まとめ 今オリックス株は買いか?
さて、ここまでの内容で、オリックスもなんとか予測に近い減収減益となったものの、他企業と同じくしばらくは厳しい状況が続くのが濃厚かと思います。
そんな状況の中、今現在はオリックスの株は買いなのかというと、個人的には長期目線であれば、ポートフォリオのバランスを見て、少しずつなら購入をしても良いかなと考えています。
2020/8/4現在の株価では、週明け上がったものの、直近の高値では1500円台後半の時期もあったため、比べるとかなり下落していますので、割安で買うチャンスでもあります。
コロナの影響で先行き不透明ではあるものの、状況が回復した後の世の中の動きについて考えてみると、
・金融・投資
については同水準まで回復する可能性はありますが、
・不動産、リース、輸送機器
については、世の中はコロナによるテレワーク等の導入で現地に行かずとも作業・業務ができることに気が付き始めているので、100%戻るというよりは、80%程度の回復になるかなと考えられます。
なので、事業も分散されていますし、すべての事業が将来的に減益になるとは考えにくいので長期で見れば回復には向かいますが、事業収益の比率は今後変化していくのではないかなと思われます。
通常であれば、100株単位でしか買えないので、かなりリスキーではありますが、SBIネオモバイルであれば、1株から買えるので、リスク分散も可能かと思います。
資金に余裕のある方であれば、1単元100株で少しずつ購入して将来の回復前に仕込んでおくのも手かなと思います。
投資については自己責任ですので、今回の記事が参考になれば、良いと思ったら自分の判断で購入してみてください。
今回の内容はここまで。
今後も株式投資やお金のノウハウについて発信していきますので、内容が良かった、参考になったと思っていただけたら、Twitterのフォローをお願いいたします。
それではまた!
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