今回は以前の記事でもお話しましたが、バイクを増車し、納車されましたので早速車両の紹介をしていこうと思います。
増車理由については以前の記事を読んでみてください。
購入した車両はヤマハ TW200E
なぜこのバイクを購入したか、理由を話していこうと思います。
1,TW200Eについて簡単に紹介
早速ですが、今回購入したバイクはヤマハのTW200E
40代くらいの方ならわかるかと思いますが、2000年頃にドラマ「ビューティフルライフ」でキムタクこと木村拓哉さんが作中でカスタムされた車両に搭乗したことで、一時期このカスタムがブームになった車両ですね。
当時の影響で現在流通しているTW200は
・外装を取り外してバッテリーレス化、スカスカにした「スカチューン」
・スイングアームを延長した「ロンスイ」
・アメリカン風に改造する「ボバーカスタム」
などがほとんどで、元の形状を維持したノーマル仕様は希少種となってしまいました。
このため、個人売買市場では程度の悪い状態が多く流通しており、「ヤフオクの闇」代表バイクとしても有名です。
今回購入したのは、貴重なノーマル形状を維持した車両
TW200は大きく分けて3タイプあり
①1987年~1999年式の「2JL」
②2000年~2001年式の「BA-DG07J」
③2002年~2007年式の「BA-DGO9J」※排気量225ccにアップしたTW225
私が購入したのは②のBA-DG07Jになります
2,TW200Eを購入した理由
簡単にTW200Eの紹介をしたところで、このバイクを購入した理由について話していきます。
①オフロードを走れる車両に乗りたかった
理由の1つ目としては、「オフロードを走れる車両が欲しかった。」ということ
本格的なオフロード車というと…
・ホンダ CRF250
・ヤマハ セロー250
・カワサキ KLX230
本格的なものなら、このあたりのバイクがメインになってきますが、オフロード車は個体が少なく、車両価格も高額。
特にセローについては生産終了したこともあり人気も高く中古車市場でも高額取引されています。
なので、
・そこまで本格的ではないものの、ちょっとしたフラットダートな未舗装路に気軽に入れる
・車両価格相場が安い
・カスタムパーツも豊富に出回っている
・足つき性も良い
という条件を満たすバイクとして、ノーマル状態のTW200Eは非常に魅力的な車両でした。
そもそも、車名であるTWの意味は「TRAIL WAY」の略称なので、もともとはオフロード走行前提のバイクであることも理由です。
TW200EとCBR250Rを2台持ちすることで、
・TWはオフロードやフラットダート走行用
・CBRは長距離ツアラー用
とシーンや状況によって使い分けられるようになりました。
また、車体が軽いので、ちょっと近場に走りに行くには取り回しも良いので非常に乗りやすい車両であることも理由です。
②低走行距離で状態の良い車両がお世話になっているバイク屋さんにあった。
購入の理由としては、以前のブログでもちょっと触れましたが、いつもお世話になっている近所のバイク屋さんにちょうどTW200Eのほぼフルノーマル仕様が入ったこと。
購入店が近くて、付き合いがあるとアフターフォローの心配も無いので、非常に助かります。
また、走行距離も約5000kmで購入車両はメーターの交換した形跡がないことから状態も良いものと思われたのが決め手です。
こんな状態の良いTW200が手に入るのはなかなかないので、迷いましたが購入することにしました!
3,TW200Eのメリット・デメリット
個人的には非常に良いバイクと思ってはいますが、もちろんメリット・デメリットもあります。
大きく分けていくと下記のような点があります。
TW200Eのメリット
①車体の軽さによる取り回しの良さ
まずは何と言っても車体の軽さ。
車両重量で128kgと126cc~250ccクラスの中では非常に軽い車重量。
ハンドルポジションも高めなので手押しも非常に楽なのも良いです。
このため取り回し性も良く、気軽に乗ることができます。
②構造が簡単
2つ目は車体構造が簡単にできていること。
車両としては年式不明でしたが、私のお購入した車両の車体番号から検索すると2000年式と判明。
24年前のバイクなので、だいぶ古いバイクとなりますが、構造が簡単なので壊れたとしても修理は比較的簡単に済むのはメリットです。
200ccで空冷エンジンなのでラジエーター液交換等も無いですし、整備費用も抑えられます。
余計なカウルなども少ないので、非常に分解、カスタムがしやすい車両となっています。
③カスタムパーツが豊富
3つ目はカスタムパーツが豊富ということ。
一時代で流行ったバイクということもあり、今でも様々なカスタムパーツが流通しているので、社外パーツには比較的困らない車種かと思います。
ネット通販サイトで検索すると、大量の専用カスタムパーツが見つかるので、自分好みのTWを作ることができます。
TW200Eのデメリット
①航続距離の短さ
デメリット1つ目は航続距離の短さ。
純正の燃料タンクは7Lと結構少なめ。
燃費の方はと言うと、国交省届出(60km/h走行時)49.0km/Lとなっていますが、実際には25~30km/L前後らしいので、航続距離は175~210km程度と非常に短いです。
しかも燃料計がついていないので、残りの残量がわからないというのも結構不便です。
なのでちょっと遠出をする場合は燃料を気にしつつ、頻繁に給油する必要があるのがデメリットです。
不安がある方は、非常用の携行缶に燃料を入れて持ち歩いたほうが良いかもしれませんね。
②純正パーツが廃盤になっているものも…
2つ目は純正パーツ廃盤の可能性。
メリットとしてカスタムパーツは豊富にあるのですが、純正部品は年式によってはメーカー純正部品が廃盤になっているものもあるので、注意が必要です。
必要な部品はヤマハのメーカー公式ページで確認できるので、確認したほうが良いです。
③タイヤの選択肢が少なく、高額
TW200Eの特徴でもある太い特殊タイヤ。
このため選択できるタイヤの種類も少ないですし、何よりサイズが大きいので250ccクラスのバイクにしては結構お高いです。
一回交換したらしばらくは問題ないと思いますが、タイヤ交換費用が高いのは結構なデメリットになります。
④パワーの低さ
4つ目はパワーの低さ
200ccとクラスとしては低排気量かつ空冷エンジンなので、
・最高出力:16PS/8000rpm(12kw)
・最大トルク:1.52kgf/m(15N)
とちょっと非力なエンジン。
パワーウェイトレシオ(1馬力あたりにかかる重量)は8とそこまで早いバイクではありません。
なので下道をとことこ走るには向いていますが、高速走行は法律上は乗れますが、ちょっと走るのは厳しそうです。
⑤まともな個体が少ない、売却価格が安い
最後は購入・売却時の注意点
まずは先述したように市場に出回っているものはカスタム済みの車両が多く、まともにセッティングができている車両が殆どありません。
このため購入の際には実車の動作確認、カスタム状況についてしっかりと確認しておくことが必要です。
特にバッテリーレス化してキックスタートのみになっている車両や、マフラー・エアクリ交換してキャブセッティングが出ていない車両が多いのでここも注意。
また、上記のようにまともな車両が少ないことと、一時期のブームにより大量に流通していること、北米ではまだ新車で購入できる車両であるため、中古車市場価格は安く取引されているものはほとんどなので、売りに出した際に査定額はほとんどつかないものと考えたほうが良いです。
売却価格も加味して購入を考えている方は注意が必要な車種でもあります。
メリット・デメリットを上げるとこんなところでしょうか?
このあたりはTW購入を検討している方はしっかり考えてから購入に踏み切ったほうが良いです。
4,2台を使い分けて楽しいバイクライフを
ということで今回は納車されたTW200Eの紹介と購入理由、メリット・デメリットについてお話してきました。
先述したように増車ということで、バイク2台持ちになったので、ツーリングの目的や状況によって使い分けて乗っていこうと思います。
いじりやすいバイクでもあるので、トレイルバイクとしてのベースを維持しつつ、自分好みに色々とカスタムしていこうと思いますので、その様子はブログや動画の方でも紹介していこうと思います。
ということで今回の内容はここまでになります。
内容が良かったなと思った方は、今後も色々と車・バイク、ツーリング・ドライブスポット情報など発信していきますので、ブログの観覧・Twitter・Instagram・You Tubeの登録を是非お願い致します。
それではまた!
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